ROADSTOCKは、GPSログをはじめとした自動車・オートバイのツーリングの記録を極力自動で残すアプリです。
また、給油記録やメンテナンス記録もまとめて1つのアプリで管理できます。
ツーリング開始時にROADSTOCKを起動しておけば、走った道路の名前や停まった場所、停止時間などを自動的に記録します。それに加えて、給油や軽整備の情報、道路代等の出費情報を記録したり、写真を追加したりすることもできます。
このように、単なる位置情報だけではなく、乗っていた本人にしかわからない情報を残すことができます。特に「道」の記憶を残すことを重視しています。ツーリング終了後の振り返りに最適なアプリです。
このアプリのもう一つの目的は、ツーリングの記録に加え、給油記録やメンテナンス記録もまとめて管理できるようにすることです。ツーリング中の給油情報と、日々の給油情報を別のアプリで管理するのはわずらわしいものです。ROADSTOCKは燃費・メンテナンスも記録できるため、このアプリだけで自動車・オートバイに関する情報をまとめて管理できます。
■注意事項
ROADSTOCKは車・オートバイに特化したアプリです。自転車やランニングのログは取得できません(モーションセンサーで除外しています)。
ROADSTOCKはGPSとモーションセンサーを利用します。また、道路名取得のため、頻繁にデータ通信をします。そのため、常時給電状態での利用を強く推奨します。
■コンセプト(開発のきっかけ)
iPhoneがない時代のツーリングの記録は、ジャケットのポケットやタンクバッグに入れた小さなメモ帳に、停まるたびに鉛筆で書き込んでいたものです。ROADSTOCKは、その作業をなるべく自動的に代行します。途中で休憩したり、食事をとったりするために停止すると、その情報を残します。走行した道路の情報は、Webサービスを介して道路名を取得して、自動的に保存します。区間ごとの走行距離や時間も、GPS情報に基づいて記録します。
メモと鉛筆の場合、雨が降ったり、時間に追われたりすると途端に空白だらけになったものですが(そのような残念な経験こそが、ROADSTOCKの開発に至った大きな理由です)、ROADSTOCKを使えば、基本的にはほとんどのツーリング情報を勝手にiPhoneに記録します。
とはいえ、ある場所で停まったという記録は残っても、何のために停まったかは当の本人にしかわかりません。道路名の自動取得は完璧ではありません(全ての道路の情報を取得できるわけではありませんし、高速道路と一般道が重なったようなところも苦手です。そもそも通信圏外では取得できません)。これらはツーリングが終わってから、行程を振り返りながらゆっくり書き込んでください。
■機能
【車両管理】
・自動車・オートバイを複数台登録可能(通常版では5台まで)
・各車両のサービスデータを任意に設定可能(タイヤ空気圧や各種オイル量、締付けトルク等のメモとして使用することを意図しています
・サンプルは提供していますが、これはあくまでサンプルです。貴方にとって必要な情報を自分で書き込んでください)
【ツーリング記録(GPSログ+情報)取得】
・GPSログを取得します
・何らかの理由で所定の時間(デフォルトでは3分)停止した場合は、停止イベントを自動的に追加します
・再び走り出した場合は、停止状態から走行状態に戻り、ログ取得を再開します
・各イベント毎に名前設定、写真追加、アイコン設定などができます
・モーションセンサーにより走行状態かどうかを判断するため、車両から降りて歩いた場合等はログを取得せず、停止扱いとなります
・停止後に歩き回った際、それはログ取得対象外となります
・エンジンをかけたまま仮眠をした場合等は乗車状態と判断する場合があります
・イベントは手入力も可能です。休憩、給油、メンテナンス、写真等の情報を残すことを想定しています
・位置情報を用いて、実際に走行した道路名を取得します
・道路名とGPSログはリンクしていますので、道路名タップで地図上に経路表示、またはその逆が可能です
・Web APIを用いて、適当な間隔(時間または距離)をおいて道路名を取得するため、道路が変わるタイミングは不正確です(実際の道路変更点より数秒後の地点になることが多いです)
・高速道路・国道・県道等の主要道は概ね取得できますが、市道・農道・林道・私道等は取得できない可能性が高いです。例えば高速道路と一般道が重なる場合など、正確な値は取得できません
・データ通信圏外となった場合は道路名を取得できません
・道路名、道路が切り替わるタイミングは事後編集できます
・過去に走ったことがある道を再度通過する場合、ROADSTOCKに記録済みの位置情報があれば、それを優先利用します。何度も通っている場合は、直近の情報を利用します。
・即ち、道路名をWebサービスから取得できない場合でも、過去に道路名を手入力してあれば、それを利用して道路名を取得できます
・区間ごとの走行距離・時間を記録します。平均速度が一定以上の場合は高速道路走行と判断します
・走行距離は基本的にGPSの値を使用しますが、オドメーター値を手入力することも可能です。手入力した場合はそちらを優先します
・ツーリング全体の所要時間、走行時間(停止時間除外)、平均速度、最高標高、燃費、費用等をサマリー情報として表示します
・特定のイベントに関係ない費用(道路代など)を記録できます
・各イベントに付加した写真を一覧表示できます
【道路の管理】
・GPSログ(経路)を道路毎に分割し、道路名を設定できます
・道路毎に写真やメモを添付できます
・道路名は自動取得しますが、精度が良くないこと、全ての道路名を取得できるわけではないこと、通信圏外では取得できないことから、編集機能を用意しています
・保存済みの道路を分割/結合できます
【Favorite(スター)表示】
・スターをつけたツーリングだけを一覧表示/地図表示
・スターをつけた道だけを一覧表示/地図表示
【給油記録管理】
・ツーリングとは関係なく、通常の給油記録管理(燃費計算)をすることができます
・ツーリング時と通常時(非ツーリング時)の情報をまとめて管理します
・燃費や給油量などの各種集計機能があります
【メンテナンス記録】
・ツーリングとは関係なく、通常のメンテナンス記録を管理できます
・ツーリング時と通常時(非ツーリング時)の情報をまとめて管理します
・予定(ToDo)を登録しておき、実施時に実績化することができます。ツーリング中に不具合(異音がする、フィーリングが悪いなど)に気付いたものの、すぐに対処できない場合等のメモとして利用できます
・項目ごとにフィルタリングすることができます
・前回実施時からの経過時間や距離を表示できます
【出費管理】
・車両毎の出費情報(税金、保険など)を管理できます
・リマインダーのような機能はありません
【エクスポート/シェア】
・GPSログをGPXファイルとしてエクスポートできます
・ツーリング画面(ログを反映した地図およびタイムライン)をTwitter, Facebook, メールに送ることができます。タイムラインはテキストとして送ることもできます
【インポート】
・GPX形式のGPSログをインポートすることができます。
・ポイント毎の速度等をもとにして自動的にイベントを挿入して区間に分割します。
・GPXログにはモーションセンサー情報が無いため、徒歩移動なども含まれてしまうことから、正確ではありません
・インポートしたログに道路情報を付加することができます
・Web APIの制約により、ツーリング丸ごと実施することはできません。区間ごとの実施になります
・短時間に何度も使うとWeb APIの制約により失敗することがあります
■追加機能サブスクリプション
以下の機能が有効になります。
- 広告除去
- ツーリングフォルダ(複数のツーリングログをひとまとめにする)
- 一時停止時/終了時に通知(リマインダー)を設定
- 全車両のツーリングをリスト表示
- 車両台数制限の除去
- ツーリングに関する写真の一括インポート
- メンテナンスのリマインダー
- 車両毎の費用総額集計
- ツーリングイベント連続編集
- メンテナンス、出費の一括編集
●料金
月払い 100円/月
年払い 700円/年
●自動継続課金について
Apple IDアカウント経由で請求されます。
サブスクリプションは自動更新されます。登録期間終了の24時間以上前であれば、自動更新を停止できます。
更新の手続きは、登録期間終了の24時間前から期間終了までの間に行われます。
登録内容の変更や自動更新の停止は、購入後にAppleIDの設定画面からご対応ください。
●利用規約
https://www.apple.com/legal/internet-services/itunes/dev/stdeula/
●プレイバシーポリシー
http://works.sabitori.com/roadstock-privacy-policy-en/
●確認と解約
AppStoreアプリから次回の自動更新タイミングの確認や、自動更新の解除/設定ができます。
●注意点
・上記以外の方法での解約できません
・既に有効になった期間のキャンセルは受け付けておりません